世界を妹愛によって変える男、ルルーシュ・ランペルージ。
彼の思いのベクトルは全部妹のナナリーに向けられます。
ではそのポジションを奪った場合はどうなるんでしょうか?
その検証がされた第4話でした。
Aパートの一番初めはロロの過去でした。
ちょっと筆者の想像とは違いますが、大まかなとこは合っていたようです。

ロロは体感時間を止めるギアスを使い、任務という殺しをしてきたようです。
そんな彼には家族がいませんでした。
時間軸は現在に戻ってアッシュフォード学園地下秘密基地。
あっけなくロロに銃を奪われたルルーシュ。
ロロのギアスは時を止めるものと最初は思っていたルルですが、
すぐに認識を改めます。
「お前が現れてからずっと時を数えていた。
しかし今はその数値がズレている。お前が止めたのは時間じゃない。俺の体感時間だけだ」さらにロロがすぐにルルーシュを殺さない理由も言い当てます。
頭いいです。もう脱帽。使いどころ間違えなきゃいいのに…
しかしギアスを見破ったからといってルルーシュの不利は変わりません。
そこでルルーシュはロロに取引を持ち掛けました。
その内容は次の日の夜にC.C.をロロに渡すこと。
確認しときますとC.C.はルルーシュにとってすでに欠かせない存在になっています。
そんなわけでこの取引は時間稼ぎに過ぎません。
かといってロロの目的は任務達成なので選択の余地はなし。
お見事。とりあえずルルーシュは明日の処刑まで殺されるのと正体がバレるのを免れました。

所と日にち変わって中華連邦総領事館前。
ギルフォード卿が死刑執行しようとしていました。
彼にとってはゼロがどのように行動しようが関係ありません。
来たらブリタニアに逆らう種が摘めてよし。
来なかったら今度のゼロは奇跡が起こせないとなり民衆がついてこず、
テロリストもとい反抗者としては短命に終わるだけ。
中華連邦総領事館内でも星刻が策略をめぐらせ、
高亥を本国に逆らう売国奴として処刑、
黒の騎士団の自在戦闘装甲機部隊には総領事の警護にあたらせていました。

ブリタニア軍を近くに置くのには抵抗がある。
しかし真っ向から相対したのでは戦争になってしまうからだそうです。
黒の騎士団も置いてもらってる上、ゼロの行動に合わせるためこれを了承。
ごり押しの効かない知略の攻防は見ていて地味ですが、
作品を掘り下げる意味では大変重要だと思います。
なによりこの二人のキレが際立ち、キャラが立ってきました。
(ギルは前作コーネリアのサブだったのであまりいい役もらえませんでしたし)
そんな両者の絶対包囲網の中、ゼロがサザーランドに乗って現れます。

ゼロはギルフォードに対して決闘を要請。
ギルフォードも今は亡き(死んでねーよ)コーネリアの騎士。
逃げることは許されず、そして彼も逃げることなど考えませんでした。
しかしゼロは条件をつけます。
「武器は一つだけ!」普通ならこんな条件は呑みません。
しかし相手は誇り高き騎士、ギルフォード。
「よかろう!」自分のフィールドでしか勝てない軟弱者に騎士は名乗れないということでしょう。
騎士道とは、誇り高きこととみつけたり。ギルフォードは槍を、ルルーシュは盾を選びます。
まさに矛盾。
中華連邦の前で中国の諺をやるとはなかなか面白い。
本来ならここで一騎打ちといきたいところですが、相手は狡猾にして残虐非道。
「騎士道?なにそれ。食えんの?」と言い出しかねない男、ゼロ。
今回ももちろん正々堂々とやるつもりは
さらさらありませんでした。
ギアスによって足場を崩させ、ブリタニア軍の大半を強制退場。
ブラックリベリオンの再来です。要塞都市は内側から砕かれると弱いというのは
永遠に解決されない弱点ですね。
これに乗じてルルは総領事に向けて盾をスケボーのように使いダッシュ。
総領事館の中に逃げ込めばブリタニアは手が出せません。
しかし伏兵として備えていたロロがルルのナイトメアを追走。

裏切られたという思いと共にロロの怒りの鉄槌がルルを貫く!
という風にはならず、代わりにロロのヴィンセントにはブリタニア軍の
狙撃手(名前忘れた)が放った弾丸がが迫っていました。
直撃コース、ロロの命ここで尽き果てるか…
と思われた瞬間ヴィンセントを庇う機影が現れました。
ルルーシュのサーザランドでした。(わかりにくいよ)
この不可解な行動の真意をロロは問いただします。
すると帰ってきた答えは兄弟としては当たり前のもの。
「お前が、弟だから…。植えつけられた記憶だったとしても、
お前と過ごしたあの時間に、嘘はなかった…!」若干筆者感動。
そうだよね、偽りとはいえ一年間あんなに仲良かったんだもんね…。
情も湧くよ…。
NMの中の顔を見せないのが気になるけど…、
ルルーシュ、お前は立派なロロの兄貴だよ!
そんな中ギルフォードがルルーシュのバラバラになった機体に向けて
先ほど選んだ槍を投擲。
ルルーシュの命ここで尽き果てるか…
と思われた瞬間サザーランドを庇う機体が出現。
ああ美しきかな、兄弟愛。ここら辺で視聴時の筆者のテンションはMAXでした。
その後ルルーシュとロロは仲良く中華連邦総領事へ。
まだ兄に協力することに躊躇いを覚える弟に優しき兄は言うのでした。
「お前の居場所は、…ここにある。」そう、コードギアス 反逆のルルーシュR2のテーマは
“兄弟愛”だったんだよ!!
という筆者の淡い期待をこの後ルルーシュは
ばっさり断ち切ってくれました。
「ふん、落ちたな。(中略)
ナナリーがいるべきところを奪い取った偽者めぇ…
散々使い倒して、ボロ雑巾のように捨ててやる…!」狙撃も仕込みでした。
………欝だorz
残り21話でその妹にしか向けられない愛情を
少しでも心優しき弟にくれてやってください…。
なんかルルとロロにしかスポット当ててませんが、
チグサもといヴィレッタが扇さんが殺されず内心ほっとしてたり、
スザクがまた転校してきそうだったり伏線の多い回でした。
次回「ナイト オブ ラウンズ」
ロロとルルーシュの絡みに期待!